競艇(ボートレース)のこれから 01
近年ボートレースの売上が1兆円を下回った。
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昨年は9千7百億円の売上。ギャンブルを推奨するわけでは無いが、真剣にこの問題について考えてみる。
そもそも公営競技全体の市場は縮小傾向にある。
このグラフは各競技の年別売上推移である。
どの競技も大方同じ軌道にあることがとても興味深い。また1990年より下降の一途をたどっている。
また印象の面から見てもボートレースの人気低迷の理由が伺える。
「エンターテイメント」「見て楽しむ」やその他さまざまな項目で競馬に大きく印象の面で負けている。
また競艇は、「おじさん、オヤジ」「汚い」の項目で一番となっている。要改善である。
データは無いが競艇場の建物の老朽化が激しい。そういうところも「汚い」印象を持たれる原因の一つである。
改善案01
「超有名人にSNSで紹介(写真等で)してもらう」
昨今競馬をする女子を「馬女」、ボートレースを好む女子を「ボレジョ」と言ったりと女性の参加を促している。大いに結構であるが、それが直接売上に貢献してるとは言い難い。(間接的には貢献している)売上1兆を下回ったのだから、そんな悠長なことはやってられない。もっとマスに訴えかける手段を取るべきだと考える。
それが改善案01である。
例
こんな感じである。
有名タレントが発信したことで、このツイートは1000RTも伸びた。「馬女」とPRするより安価で、しかもよりマスに訴えかけている。
これはボートレース業界も取り入れる(取り入れようとしてできるものでも無いが)べきだろう。
しかし、いま面白い動きがある。youtuberがボートレースクラシックのPR活動を行っているのある。
平和島クラシック動画 | PR動画コンテスト+アンバサダーキャンペーン
下手にTVCMを打つより有効な手段だろう。
親近感あるyoutuber を積極的に囲い込むことによって、一人でも多く競艇場に入り、舟券購入してくれると感じる。
改善案02
「初心者向けのレースと玄人向けのレースのバランスをとる」
今存在している舟券の種類を紹介する。
単勝式
複勝式
拡連複
二連複
二連単
三連複
この7通りである。
いわゆるビギナーズラックを起きないと競艇にハマれないと思う。その第一歩を踏み出すために極めて当てやすいレース、舟券の種類を導入しなければならないと感じる。
しかし、あまりにも当てやすいと配当が落ち、これもまたハマりにくくなる。だから、ほどほどに当てやすい二連単を初めは推奨したい。そういえばひと昔はこんなキャッチフレーズがあったらしい。「二連単は競艇」(うろ覚えw)。潜在顧客を囲い込むにはピッタリのフレーズである。
玄人向けのコンテンツとしては「四連単」ないしは「五連単」をお勧めしたい。今の主流の舟券は三連単である。平均配当は3000円くらいだろう。正直言って低すぎる。玄人はもっとリスキーな舟券を求めている。
売上向上のためには潜在顧客を囲い込むだけではダメで、今いるヘビーユーザーにもっともっと楽しんでもらうことも並行してやっていかなければならない。
まとめ
「競艇(ボートレース)のこれから01」は売上向上のためにやるべきことを紹介してみました。
今回はマーケティング要素が強くなってしまったが、芯のところは、競艇のよさを最大限引き出すというところである。
あ、グラフとか使ったのに全然関係無い改善案になってしまっているwまあいいかぁ